2022-02-03 ある日の詩 詩 じめんが おこっている じめんが うらんでいる じめんが さけんでいる よそのくにのつちは ちからをやどし とりにあいさつし にんげんのあしをくすぐる ごろごろ どろどろ シーンシン しずかな無表情の瞳の奥に 今まで 隠してきた おさえきれない色が にごって よどんで 待っている わたしをもっと信じてほしかったのに 地面がはりさける前に 雲のうつろう姿を見ておけばよかった