「戦争は女の顔をしていない」/ 100分de名著
NHKオンデマンドで100分de名著の「戦争は女の顔をしていない」を観た。
「戦争は女の顔をしていない」 スヴェトラーナ・アレクシエーヴィッチ著
番組全4回中で二度ほど涙がこぼれた。
一度目は、体験談の朗読の最中に、同情なのか共感なのか、そう言う涙で。
二度目は、最後のスヴェトラーナ・アレクシエーヴィッチさんのリモート出演での発言。
覚え書きとして残そうと思う。
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この本でとても重要だと私が考えるのは
戦争に対する別の視線 女性の視線です。
女性たちは戦争の正当性が見つけられない。
見つけ出したいとは思わないと言うことです。
女性たちは命あるもの
「生きている命」を守るのです。
血・武器・暴力の時代は去ったのです。
命の捉え方を今までとは
違うものに切り替えるべきなのです。
人の命は物事を測る
ものさしであってはならない。
そしてこれが「戦争は女の顔をしていない」の軸となる考えなのです。
100de名著の「戦争は女の顔をしていない」/ スヴェトラーナ・アレクシエーヴィッチ
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少し前から書店で積まれていて、気になっていました。
まだ本は読んでいないので気長に読んでみようかなと思っています。
漫画も出ているそうなので、そちらでもいいかもと思っています。
P.S
私は伊集院さんのファンなのですが、今回は慎重にコメントしていました。
すごく言葉を選んでいて、頭の良さと思慮深さを感じました。
案内役の沼野恭子さんの視点を大事にし、本を男性側から理解する大事な役目だったはず。
いつもよりおとなしかった気がしたけど、思いやりと細やかな感覚で表現をする伊集院さん素敵だなあ。